Project

セランガンバツというデッキ材等で利用される南洋材と、ステンレスの鏡面脚との組み合わせによるデザインです。デザインは一見シンプルで何の変哲もない様な形ですが以外と、このデザイン出て来る迄にかなりの時間がかかりました。飲食店で利用される家具、勿論主役はその上に並ぶ料理達ですから、家具はあくまでも主張を消しながら、、、でも店の雰囲気やイメージ、conceptと調和させるように、quadの「４」をイメージした４隅の脚と木の組み方、ちょっと艶やかな店のイメージや照明の映り込みを考えながら、あえてのsus鏡面仕上げ。夜はテラスのスタンドライトが艶やかに映り込む、ちょっぴり大人なテラステーブルとなりました。 今回のテーブルは、木工のnomade design蔵谷君と他に、いつも様々な物件で特注金物加工を多く手掛けてくれているchavie weld craftの伊東氏に脚部分の加工をお願いしました。企画サイズのsus pipeと企画サイズのガンバツ材の組み合わせによるテーブルですが、組み合わせ方に変化を持たせ、脚のフレームを90度回転させながら利用する事で。とても面白い見え方をするテーブルが完成したと思います。