product_2015
上下2段の肘掛け「ダブルアーム」を有した新しい発想のアームチェアーです。上段は通常のハーフアームとしての肘掛け機能、下段は起立着座時の支持機能を有します。また上段後方は介護者の為の引座用のグリップとしても機能する、機能と美しさを両立させた新しいアームチェア—です。
ダブルアームチェアーは、使用者・介護者・管理者など様々な条件の利用者を想定し、人間工学に基づきデザインしました。機能的には、通常利用時のアーム機能とは別に下肢疾患患者のための起立着座時のサポートとなるアーム機能を独自に設け、意匠的に2つのアームが流れるようなフォルムにまとめることで、新しい椅子の形「ダブルアーム」という形状を生み出しています。また技術的には国内有数の家具産地である旭川の優れた成形技術と切削技術によって、医療用としても十分な強度を保ちながらも曲線の美しいフォルムにまとめあげ、機能優先で無骨になり過ぎないよう配慮しています。