interior_2018
有田の街並みや工場内の風景、地域では日常の中の見馴れた風景やモノも、環境が変われば、人が変われば新鮮に映ります。またある見馴れた一つの道具達も、置かれる環境やちょっとした素材の変化で新たな見え方、美しさに生まれ変わります。
今回のデザインで共通して行った作業は、サンテナやサヤ、練り台や陶石など、有田の日常では当たり前の風景から切り取ったモノや素材を再編集し、新しいアイコンとして作り出すことでした。2Fカウンターでは、磁器の原料として使用されている天草陶石を九州から取り寄せ、現場での人研ぎテラゾーカウンターとして再利用しています。
土から生まれる磁器を魅せるショールームですから、各箇所細かなところもなるべく職人の方々の手作業が見られるもの、天然の素材や加工物を利用するよう心がけデザインしています。
TGD_gaku