interior_2022
建築DX銘柄として初の東証マザーズ上場を達成したスパイダープラス様のオフィスリニューアルプロジェクト。DE-SIGN INC.のプロジェクトマネジメントのもと、5つの設計事務所で各機能区画を分担設計するというチャレンジングな試みの中、1パビリオンスペースのデザインを担当致しました。
このプロジェクトではコロナ禍の中、必要機能として付加せざる得なかったフィルター機能を、これから先もポジティブに存在させ続けるための仕掛けを考えました。
以下DE-SIGN INC. HPより抜粋
<INTRODUCTION>
建築DX銘柄として初の東証マザーズ上場を達成したスパイダープラス。
さらなる事業拡大と人員増大を行う中で、社内で働く人々・オフィスを訪れる人々に対して「“働く”にもっと『楽しい』を創造する」自社のミッションを改めて発信できるようなオフィスの構築を目指しました。
建築業界のアップデートを体現する会社らしい場とは何か。検討を深める中、チャレンジの体現&クリエイターのチャンスになること、の2つをコンセプトの中心に置きました。
そしてビルの平面構成がH型であったことから、H型の中央をエントランス&ラウンジエリアに、4隅それぞれをパビリオンエリアとし、各エリアの設計をそれぞれ異なる建築家へ依頼するというプロジェクトに仕立てました。
パビリオンはそれぞれ基本、自由設計とすることで、スパイダープラスの多様さ、様々な仲間と「共に」創り上げるという自社のアイデンティティを空間として表現しています。
<Pavilion A DESIGN CONCEPT _ TGDA>
The Layer of Hope -希望の層-
「希望の層」と名付けたこのカーテンは、鬱屈した閉塞感・人と人との見えない壁などのネガティブなイメージとして存在するコロナ禍のフィルターを、先々も希望に満ちたものとして美しく存在する「膜」として可視化しています。
地から天へと昇るグラデーションのシースルーカーテンは、コロナ禍収束を願うアイコンとして、またポジティブな自然を象徴した美しい空気のような層として、人と人との距離感を物理的・心理的共に自らの意思で自由に開閉ができるプロダクトとして存在し続けます。
TGDA _gaku