interior_2023
多くの国内外観光客で賑わう浅草寺から北へ徒歩10分ほど、住宅街の中に小さなカフェが点在するスポット「奥浅草」にある、日本茶とアセットデセールのお店『いっせん』のインテリアデザインプロジェクト。
日本全国の農家さんに敬意を表し、各地のお茶や食材を訪ね歩く店舗のスタッフの方々。味覚や視覚、五感全てにこだわりを持ち運営されるそのスタイルに呼応するよう、土間、天然石天板、土壁を模した手隙紙壁など、手作業と質感に重点を置いた本質的な和の素材で各所を構成しています。
わずか8坪という極小空間であることもあり、カウンター上を覆う落水の照明器具を現代的な「野点」と見立て、極小結界の茶空間を構成しました。
手漉和紙制作協力は福井の瀧製紙所さん、天然石天板製作は松下産業さん。ありがとうございました。
TGDA_GAKU