Project

iF DESIGN AWARD 2024
iF DESIGN AWARD 2024
iF DESIGN AWARD 2024
昨年2023年の「つなぐデザインしずおか」プロジェクトで挽物所639さんと協働したプロダクトシリーズ、Di+Re productsシリーズがドイツのデザイン賞 iF DESIGN AWARDSを受賞することができました。
日本の伝統工芸、手仕事のその先にある今回のプロダクトが、ドイツという地のデザイン賞を獲ることができたのも今回の座組みを長年培ってきた静岡のデザインプロジェクトの土俵の広さであり、そのプロジェクトのパートナーに我々TGDAを選んでくださり、難しいチャレンジに挫けそうになりながらも実現、制作を最後までやり遂げてくれた、百瀬さん率いる挽物所639の皆さんのおかげです。ありがとうございました。この場を借りて感謝申し上げます。

Di+Re Products
Stools and plates
The project name “Di + Re Products” means ” Di=Disassembly +Re=Recreating”. While woodturning products are generally circular in shape with contrasting left and right sides, I thought we could create an innovative and creative product that could not be created with a normal rotating object while still using woodturning technics. It is a form that is created by disassembling and reassembling the collected and processed products. Unique forms were born by intentionally adding slight deviations, tilts, rotations, reversals, and other changes somewhere in the series of processes for producing woodturning products, and then reconstructing them.

Client / Manufacturer
Hikimonojo639 Corporation
Shizuoka, JP
Design
Takasu Gaku Design and Associates Inc.
Fukuoka, JP
Gaku Takasu
Date of Launch
2023
Development Time
up to 12 Month
Target Regions
Asia, Europe
Target Groups
Consumers / Users

「Di+Re products」は、ペッパーミルや器などの伝統的な木製挽物の産地である静岡県で、伝統の上に新しくモダンで前衛的な作品作りに挑戦する若手の職人とインテリアデザイナーが協働で取り組み製作した家具プロダクトです。
テーマは「Disassembly and Reconstruction ー分解と再構築ー」
集積・加工したものを分解し、再度組みなおして生まれる形。
挽物を制作する一連工程のどこかに意図的なわずかなズレや傾き、回転・反転などの変化を加え再構築しつつ、
全ての工程を手作業で行うことで生まれる、計算されたジオメトリーな美しさとどこか暖かな優しいフォルムとを同時にまとったプロダクトです。
特定の使い方を目指したものではなく、スツールとして、サイドテーブルとして、飾り台として、使い手によって自由に様々なシーンでマルチユースに使うことができる、独特のフォルムを持ったアイコニックな新しい挽物プロダクトを目指しました。
tgda_gaku

www.ifdesign.com

iF DESIGN AWARD 2024 受賞のお知らせ